シラホ News

( 2005年01月11日 掲載記事 )

沖縄の豚肉を守ろう

白保氏らが畜産農家を視察

伝統産業の支援強化へ


 沖縄の食文化に欠かすことのできない豚肉を守ろうと、公明党沖縄県本部は養豚農家の支援策強化に力を入れている。

 ソーキ(アバラ肉)やデビチ(豚足)、ミミガー(耳)などで知られるように、沖縄の豚肉料理は頭から足先まで利用され、豊富な動物性たんぱく質が長寿の秘けつとされる。しかし、価格低迷や後継者難などの影響で、近年は農家の規模縮小や廃業が増加。

 また、昨年11月の家畜排せつ物法完全実施に伴い、ふん尿の野積みや素掘り貯蔵が禁止され、農家は一層の環境対策を迫られている。

 そうした中、畜産農家の実情を探るため、白保台一衆院議員と前島明男、上原章の両県議、佐敷町議会の浦崎みゆき議員がこのほど、同町内の畜産農家を視察した。

 40年近くにわたって養豚業を続ける知念光雄さんは、現在約90頭を飼育。数年前に素掘りをやめ、浄化槽を導入する一方、豚舎の水洗いをまめに行うなど悪臭防止に努めている。また、経営の安定化に向けて、優良ブランドの沖縄在来島豚「アグー」の生産に意欲的に取り組んでいる。

 知念さんは「環境対策に投資できず、やむなく廃業する農家が増えている。踏ん張っている農家をどう守るかが行政の課題では」と農家への支援を要請。

 白保氏は「価格の安定化や後継者の確保、環境対策など総合的な面で、沖縄の伝統的な産業である養豚の経営が十分に成り立つように農家を支援していきたい」と約束していた。

公明新聞」より